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WEBサイトを制作する理由と必要なコンテンツ
根本的なお話をします。
WEBサイトが果たす役割と作る理由について。
今は「WEBサイトはあって当然」、「有名な企業は必ず持っている」という時代になりました。
特に制作依頼の多い、コーポレートサイトとサービスや商品を紹介するサイトについてまとめてみました。
コーポレートサイト(会社紹介がメインのサイト)は安心感が大切
コーポレートサイトに多いのが、
例えば企業の会社案内のように、パンフレットと同じように「私たちはこういう企業です」という安心感を持たせる役割。
新しい取引をする際に検索したり、就活の際にうけたい企業のサイトは必ず目を通すでしょう。
そこに必要なのは
「どんな事業をしているか」「ちゃんとした会社であるかどうか」。
会社概要や沿革、資本金や社長の名前、従業員の数など、当たり前の内容を、しっかりと載せるのが大切です。
また、リクルートを目的とするなら、会社の雰囲気やオフィス、できれば社員の写真など載せるとよりイメージしやすいですね。
デザインは安心感を持たせるように、きれいで清潔感のあるデザインが多いですが、
業種によって、カッコよさや最先端のイメージを大切にしたり(ファッションやシステム会社など)、
柔らかく笑顔と温かい色合いを持たせたり(福祉やこども、母親向けのサービスなど)、
「どういうイメージをもってもらったほうが会社にとって良いのか」を考えてデザインします。
サービスサイトは問い合わせにつなげること
「会社の紹介」だけがメインではなく、サービスや商品を紹介したい、(ただし購入までのシステムはいらない)というサイトの場合は
とにかくゴールを「問い合わせ」に置きます。
「商品やサービスについての問い合わせ」が来ることを目的として、設計します。
その時に考えるのは、「どういう情報を置くとターゲットのお客さんが商品やサービスに興味を示すか?」を考えてコンテンツを決めます。
例えばある業種の人にしか販売しない、いわゆるBtoBの商品だったら、あえてその業界の人たちだけが使う言葉を説明文に入れます。
すべての人に売りたいのだったら、その業界用語の説明が必要ですが、そうじゃないのでしたらその言葉の意味を説明するよりも
業界的に必要な情報を深く掘って説明してあげたほうが親切です。
その人は業界について知りたいのではなくて、商品についてより詳しく知りたい、他社と比較したいと思ってるので、
その人が引っかかるコンテンツ、文章で読ませて「問い合わせはこちらから」とメールは電話へ誘導します。
必要なデザインはそういう「導線」(どういう情報でどのページから問い合わせに移動させるか)や、
読みやすさ、わかりやすさ、です。
特にかっこいいけどなんのサービスなのかよくわからない!というサイトも多いので、それよりも
パッと見て3秒で「ああ、ここ私が探してる商品があるサイトだ」と思わせることがとても大切です。
複数のゴールがある場合はLPで補完
サイトの目的を決めると言っても、「会社案内を見せたいけどサービスも見せたいし、リクルートもしたい」など
複数の目的がある場合があります。
そういう場合は優先順位をつけて制作します。
また、LPや特設サイトなどで別の役割を補完するということも有効です。
リクルートや新製品など、「特化した目的がある場合」は分けてしまったほうが
サイト全体の目的とぶれにくくなるのでお勧めです。
>> 八王子デザインのサービス一覧はこちら2019/07/16